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シェフ・オブ・ザ・イヤー・オキナワ2024準決勝進出8名と二次審査料理をご紹介✨

4月21日(日)、浦添市の琉球調理製菓専門学校にて二次予選の試食審査が行われました。
沖縄県産魚イラブチャーをテーマに、31名の料理を審査。前回よりさらにレベルアップしたと感じられる今大会は、昨年の上位入賞者が続々と敗退する波乱の幕開けとなりました。
厳しい審査を勝ち抜いた下記8名が、5月19日に行われる準決勝へ進出いたします!

 
 

 

[ 料理人 ]
No.4 知名 一斗 (ヒルトン沖縄北谷リゾート イタリアンレストラン 「コレンテ」)
[ 料理名 ]
ふんわり焼き上げた沖縄県産ブダイのグリル 苦瓜と山菜のサラダ ベルモット酒のソース
 
淡白でクセが無くうま味が豊かで、和食、洋食、中華、どんな料理にも対応出来る沖縄県産ブダイをふんわり焼き上げ、素材の本質、苦瓜の栄養素を組み合わせる事により風味とコク、一体感を生んだ一皿。直感的に脳に伝わる美味しさや素材の味を最大限に引き出し、鮮度と質にこだわりぬいたシグネチャーディッシュ。自由・繊細・斬新・調和、あらゆる要素が偉大なインプットを元にメインディッシュを鮮やかに表現。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.7 滿尾 拓人 (沖縄調理師専門学校 日本料理講師)
[ 料理名 ]
沖縄県産ブダイのカリカリ高温オイル焼き 県産ブダイの出汁で炊いた県産クレソンご飯と肝の旨煮添え
 
普段食べられてないウロコや内臓も使ってイラブチャーの全てを使い切った料理。
焼き物は、高温の油をかけながら身がしっとり柔らかくなるように仕上げ、卵黄を塗ってカリカリにしたウロコと木の芽をまぶし、食感も楽しめる春らしい焼き物に。
イラブチャーのアラでとった出汁で生姜風味のご飯を炊いて県産クレソンを混ぜ込み、脂ののった肝の旨煮を添え、イラブチャーを余すことなく使った一皿。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.9 宮城 貴充 (沖縄ワタベウェディング ザ・ヨミタンリゾート アクアグレイス・チャペル)
[ 料理名 ]
イラブチャーの前菜3種盛り合わせ
イラブチャーとフルーツトマトのファルシ長命草の香り
スペイン産生ハムとイラブチャーのサルティンポッカ仕立て
イラブチャーとサラダヘチマのカルパッチョ ブラックオリーブパウダー
 
所属するレストランから見えるサンセットを料理で再現した、風景やその土地のイメージを料理に取り込み、地産地消の思い出が心に残る1品。素材はできるだけ手を加えず、持ち味を活かし、淡泊で独特なクセを持つイラブチャーの持ち味を引き出し旨味をプラス。
レストランの雰囲気やそこからの景色も調味料の1つと考え、相乗効果を生み出して記憶に残り続けることを目指した料理。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.10 赤嶺 潤 (株式会社 南西楽園リゾート ホットクロスポイント サンタモニカ)
[ 料理名 ]
イラブチャーの宮古みそ焼き 島の恵みをオトーリ風に
 
皮がゼラチン質で硬く、味が淡白なイラブチャーを宮古味噌と泡盛の合わせ味噌で西京焼き風に。宮古島のオトーリ文化に着目し、大漁祈願を意味する反時計回りに最初はアオサが香るソースとイラブチャーを合わせてお召し上がりいただき、次にさっぱり仕上げたトマトのマリネと海ぶどう。最後にイラブチャー、イラブチャーの皮チップ、手摘みモズクの焼きリゾットバターソース、トマトマリネをチャンプルー風に混ぜていただく一品。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.12 北村 保彦 (沖縄ワタベウェディング エリスリーナ西原ヒルズガーデン)
[ 料理名 ]
イラブチャー東大寺揚げ焼き、アーサー餡 イカ墨ジューシー添え
 
純粋な沖縄と日本料理を融合させた、オーソドックスでありながら新しさを感じる一品。
柑橘味噌の風味を感じるイラブチャーの東大寺揚げを、沖縄の磯の香りをダイレクトに味わえるアーサの餡とお召し上がりいただきます。添えたイカ墨ジューシーの上には、シャキシャキ感のあるからし菜をのせて。伝統的な基礎に沿った技術と目新しい盛り付けで、懐かしさと新しさが共存する美味しさを心がけました。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.13 小倉 宏文 (沖縄ワタベウェディング エリスリーナ西原ヒルズガーデン)
[ 料理名 ]
イラブチャーのコンフィと古代米のフーチバーリゾット 磯の香り
 
サンゴ礁を住処にし、海藻を食べるために少し磯臭さがあるイラブチャーの美味しさを最大限に引き出すため、あえて沖縄の海藻アーサと旨味のある雪塩を使用した焼のりを合わせ、相乗効果でより沖縄の海を感じさせることを狙った一品。フーチバー香るリゾットと温度玉子の黄身を添え、バランスの取れたまろやかな一皿に仕上げました。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.14 黒木 裕二 (ヒルトン沖縄北谷リゾート ビュッフェレストラン「スリユン」)
[ 料理名 ]
美ら海からの恵み イラブチャーの二種のハーモニー 珊瑚礁仕立て
 
近年、温暖化の影響で生息域である珊瑚礁が激減しているイラブチャーを無駄なく美味しく調理し食べて頂く事で、少しでも環境について考える機会になればとの思いを込めて珊瑚礁をイメージし盛り付けました。癖のない上質な白身を、ポワレ、ナージュ仕立て二種の調理法で仕上げ、ソースにはパッションフルーツのブールブランソース、よもぎのアイレを合わせました。珊瑚、自然との共存、100年先も美ら海からの恵みがありますように。

 
 

 

[ 料理人 ]
No.25 前原 信土 (ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄)
[ 料理名 ]
愛さ・イラブチャー
 
独特な青色のイラブチャー。食欲が沸かないと言われる青色食材を、美味しそうに思えるよう、盛り付けや表現の仕方で美しく彩りよく仕立てました。
幼少期を過ごした首里の食材も使用。沖縄の健康長寿県再興を願い、栄養補給が出来て身体にもに良いとされる、瑞泉酒造の黒麹もろみ酢や、幼い頃から慣れ親しんだ首里味噌も使用し、コクを出しています。

 
 

惜しくも通過ならずだった料理もクオリティーの高さを感じさせるものでした。
2024大会へご挑戦いただいた料理人の皆様、大変ありがとうございました。

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