2023.08.18
2023大会を終えて
8月13日日曜日に、グランプリ記念晩餐会(ロワジールホテル那覇)が開催され、6ヶ月に及ぶ記念すべき第一回大会が無事終了しました。
第一回大会でありながら、力のあるシェフ達が多数参加して頂き、大会も予選から大いに盛り上がりを見せ、激戦続きに目の離せない大会となりました。
シェフ一人一人の探究心の深さ、表現力の高さに感動を覚えながら、次世代のシェフ達の歩みをしっかりと確認することが出来たと自負しております。
グランプリに輝きました、當山翔太シェフ(中国料理)の料理は、基本的なクラシックの技法にオリジナリティを重ね、自身のフィルターを通しながらストーリーを作り上げた、そんな印象を持たせてくれた作品だったと思います。
料理の完成度も高く、晩餐会では評判も良く、大成功であったと思います。
晩餐会幕開け時、グランプリベストを贈呈致しました。かつて、首里王府では位の高い色とされた紫を基調とし、沖縄県のグランプリにふさわしい、国内外にも例のないグランプリベストに仕上がりました。これから先グランプリ保持者のみが着用出来るベストとなります。次回大会では、當山翔太シェフがプレゼンターとなり、グランプリに輝いたシェフに贈呈して頂きます。マスターズのグリーンジャケットならぬ、沖縄のパープルベストとして次に続くシェフ達につないでいって頂きたいと思います。
シェフオブザイヤー沖縄の大きなテーマである、食文化の継承・発展・そして繋ぐを実践して行けるよう願いを込めております。
委員会では、すでに第2回大会2024に向け取り組みを進めております。
沖縄県の食の祭典、食の総合芸術祭と発展させるべく、回を重ねるたびに成長出来るよう様々な課題に向き合い取り組んで行きたいと思います。
関係機関、協賛各社、観光関連各社、飲食業界の皆様には引き続きご指導、ご協力を頂きながら沖縄県の食文化の継承・発展に繋げたいと願っております。
2023.8.18 大会実行委員会